調香師の紹介
PROFILE
Yamada Yuka
北極流調香師
山田 夕夏
香りになんて、まるで関心のなかったわたしが、
なぜ、「調香師」に なったのか?
あるとき、「香りの神秘」に触れてしまったからです。
その神秘を体験させてくださったのは、
わたしの人生の師・北極老人というお方です。
一般的に〝香り〟といえば、自分を魅力的に見せるファッションの一環や、
癒しのアイテムとして使われることが多いでしょう。
でも、わたしが香りで目指すのは、
〝まるで神様に出会ったかのような感覚〟を味わってもらい、
生き方すらも変えてしまうこと。
わたし自身、そういう体験をしたことで、新しい人生が開かれたからです。
願い続けた先に待っていた
〝運命の出会い〟
中学生のころ、わたしは「いじめられっ子」でした。
女子大生になってからは、友達もできて、大学生らしい遊びもするようになりましたが、どこか楽しめず、心には拭えない苦しさがありました。
「生きてる意味が、わからない……」
救いを求めるように、自己啓発のセミナーに通ったり、スピリチュアル系の本を読み漁ったり。周りから見たら、少し変わった女子大生だったと思います。
けれど、一向に答えを教えてくれる人には出会えず、半ばあきらめかけていたその時。
大阪の「ひすいまつり」という、千人規模の大きなイベントで、
人生の転機が訪れたのです。
そこに登壇していた講師が、 「北極流」と名のる、若い占い師・羽賀ヒカルでした。
不思議なことに、彼の話を聞いていると、
わたしが何年も、何年も、抱えてきた人生の疑問が、次々にほどけていくのです。
わたしと、さほど年齢も変わらないのに……、信じられない。
どうやって、その真理に行き着いたのか。
知りたくてたまらなくなったわたしは、その話のなかで古神道、東洋医学、アーユルベーダ、占い、スピリチュアルなど・・・あらゆる真髄をマスターした〝北極老人〟の存在を知ったのです。
「…会いたい。この人なら、わたしの疑問に答えてくれる気がする」
そんな願いをもって、数年後―――、
北極老人の教えが書かれた書籍『究極の願望成就法・ドラゴンノート』を手にします。
その一冊の本をきっかけに、人生が劇変していくのです。
まるで神様に出会ったかのような
歓喜に包まれる香りを
ある年、わたしの誕生日に、北極老人がふとおっしゃったのです。
「香りの勉強をしてみたらどうだい?」
今まで香りには一切興味がなく、1つの香水も持ったことがありませんでした。
しかし、北極老人が話される一言一言に意味のないことはありません。
「香りによって感じた幸せな感覚を、多くの人に伝えてゆきなさい」
と、使命を授かったように感じたのです。
わたしはなんの疑いもなく、その言葉を信じ、
ただまっすぐに香りを勉強しはじめました。
その年に、アロマテラピー検定2級、1級を取得。
さらに、とある香りの達人ともご縁がつながり、
普通では決して知ることのできない精油の知識もたくさん教えていただくように。
それらの知識をベースに、北極老人に監修していただき、
「香りで空気を再現する」という独自の調香スタイルに目覚めていったのです。
使う人の〝最高に幸せな姿〟を
イメージして
思えば、北極老人の書斎で歓喜を感じた、あの瞬間から、わたしの調香師としての道は始まっていたのかもしれません。
北極老人は、わたしが最高に幸福な姿をイメージして、それにぴったりの香りを選んでくださっていたのです。
その芳香によって歓喜に包まれた瞬間、わたしの人生は方向付けられました。
そして今では、香りを調香させていただく役目をいただくまでに。
「Épa」というブランド名には、「開花」という意味があります。
その香りを身にまとえば、まるで神様に出会ったかのような、 不思議な感覚に包まれます。
そして、身も心もゆるんだ瞬間、 その人の魅力や才能が開花していく。
そんなお手伝いをさせていただきたいと思っています。